今週のニュース
今週は、ビットコインが最高値を更新し、マイルストーンの一つとなる時価総額における1兆ドルを達成した。また、リップル社対SECの裁判に関する続報にも注目が集まった。
仮想通貨市場では、イーサリアムが20万円の大台に到達したほか、取引所トークンのBNBが急騰し、仮想通貨全体の時価総額でも3位に浮上した。
このほか、ビットコインの保有で知られる米マイクロストラテジー社が新たな資金調達を発表。XRP保有者へのエアドロップを予定するFlare社がトークンのローンチ時期に言及した。
今週のニュースランキング
1位:ビットコインが最高値更新、時価総額1兆ドル超え
ビットコインは20日、価格高騰が止まらず、初めて55,000ドル(約580万円)を突破。前日比+7.45%の上げ幅を記録している。(執筆時56,000ドル)
2位:リップル社とSECがXRP裁判に関する共同文書提出「現時点での和解はなし」
リップル社と米証券取引委員会(SEC)は米時間15日、XRPの証券法違反を巡る提訴に関する共同文書を裁判所に提出した。
3位:仮想通貨ネムのSymbol、最終ストレステスト実施へ
ネムグループでChief Investment Officerを務めるDave Hodgson氏は15日、ネムの新ブロックチェーンSymbolで、週末のストレステストが無事終了し、次のアップデートが本日中(日本時間では16日か)にリリースされることを発表した。
相場ニュース|今週の市場の動きは
イーサリアム大台の20万円到達、高騰するコインチェック銘柄「IOST」の背景
今月8日よりCME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)先物で取り扱いを開始したイーサリアムに対し、機関投資家の関心が急激に高まっている。
ビットコイン一服もネムやバイナンスコイン高騰、BNBは約3週間で4倍に
時価総額上位では、最大手取引所のユーティリティトークンであるバイナンスコイン(BNB)の高騰が目立つ。
ビットコイン急落前にコインベース警戒シグナル、大台の5万ドルと時価総額1兆ドル目前で一服
データ分析サイトCryptoQuantのKi Young Ju(@ki_young_ju)CEOは、昨日(14日)15時時点で、米大手取引所コインベースのクジラ(大口投資家)が売りに転じ始めたことを指摘していた。
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
「ビットコインよりもイーサリアムに注目する理由」 著名投資家Mark Cuban氏
米著名投資家Mark Cuban氏が、The Defiantのポッドキャストで、ビットコイン(BTC)よりもイーサリアム(ETH)の方が優れているとしてその理由を説明した。
「1時間当たり4億円超え」ビットコインマイナーの収益が過去最高水準に
手数料の高騰などを受け、ビットコイン(BTC)のマイナーの収入が過去最高レベルで推移している模様だ。
億万長者ビル・ゲイツ氏、ビットコインに対する「現在のスタンス」を語る
億万長者のビル・ゲイツ氏のビットコインに対する考えに、多少の変化が生じている。
ビットコイン史上初の5万ドル、MicroStrategyが新たに630億円の資金調達計画を発表
米ナスダックの上場企業MicroStrategyは、日本時間16日21時19分、元本総額6億ドル(約600億円)の転換社債の私募提案を発表した。
Flare社、仮想通貨Sparkトークンの配布は21年2Q後半を想定
昨年12月、XRP(リップル)保有者へのエアドロップで大きな関心を集めたFlareトークンのローンチ時期についてFlare社が言及。
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