ビットコインETFに人気か
カナダで承認された北米初の仮想通貨ビットコインETF(上場投資信託)が、現地時間18日に初日の取引開始した。
出来高を報じたブルームバーグLawによると、1時間後に約85億円(8,000万ドル)と好調な出来高を記録し、それをピークにその後は推移したという。
取引が開始された 「BTCC」は、2月12日にオンタリオ証券取引委員会に承認されたで、北米初のビットコインETFとして実現したことで大きな反響を呼んでいる。現在は、トロント証券取引所(TSX)で上場、取引が行われている
初日に出来高が高騰したことは、個人や機関投資家による関心度と需要が示された点を示しており、ビットコイン市場に間接的なエクスポージャーを持つ投資商品として、今後の出来高は伝統市場におけるビットコインの市場規模を拡大する要素となり得る。
BTCCのプロバイダー企業Purpose Investments IncのSom Seif CEOは取引開始に際し、プレスリリースを公開。「ビットコインが今後オルタナティブ資産として成長していくことを信じている」とコメントした。また、公式サイトによると、BTCCは現在計85.34569077BTCが運用されており、需要に応じてより多くのビットコインを取り入れてETFを発行するとしている。
また、カナダでは、BTCCの承認発表から数日後、もう1つのビットコインETFがオンタリオ証券取引委員会で承認されている。「Evolve Bitcoin ETF」という上場投資信託で、ティッカーシンボルは「EBIT」。現在、取引開始を控えている状況だ。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用