MicroStrategyのビットコイン追加購入計画、資金調達額を950億円に引き上げ

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630億円から950億円に

米ナスダックの上場企業MicroStrategyが仮想通貨ビットコインを追加で購入する目的て発表した転換社債の私募について、元本総額6億ドル(約600億円)から9億ドル(950億円)に引き上げたことがわかった。

MicroStrategy社は、2月16日に6億ドルの転換社債の私募提案を発表したが、その1日後の17日に、同社はアップデートされた転換社債の目論見書を公開し、オファリング金額を9億ドルに変更した。

転換社債とは、一定の条件で株式に転換できる権利の付与された社債のこと。私募とは公募と異なり、少数の投資家や適格機関投資家のみを相手方とする場合を指す。MicroStrategyが私募で販売するのは、シニア転換社債」で2027年2月に満期を迎える。

MicroStrategyは、昨年12月にもビットコインを追加で購入するために、転換社債を販売し調達した約680億円のうちの660億円(正味手取額)でビットコインを購入した過去がある。当時も、最初は400億円の調達額を見積もったていたが、のちに680億円に引き上げた。

同社は上場企業として最もビットコインを保有し、計71,079BTCを所有。追加購入額が大きいため、仮想通貨の投資家は好感する。一方、転換社債の大量販売による株式の希薄化が懸念され、株価は16日に-7%以上の下落幅を記録した。

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