イーサリアム「Devcon VI」、再延期に 新型コロナの影響受け

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Devconが延期

イーサリアム財団が主催する大型開発者向けカンファレンス「Devcon VI」が予定されていた8月に開催しない方針であることがわかった。

予定された開催地は、中米コロンビアの首都ボゴタ。イーサリアム財団は新型コロナの影響を延期の理由として、延期後の開催日は決めていないとコメント。「ワクチンの普及などパンデミックの改善目処がわかれば、新日程について発表する」と説明した。

Devconは2014年より、2019年まで毎年開催。2019年に日本・大阪市で催された「Devcon V」は、世界中から3000人以上の来場者が参加し、技術の未来について語りあった。

イベントは、イーサリアム共同設立者Vitalik Buterin氏や関連プロジェクトの責任者たちが登壇し、イーサリアムのエコシステムや将来のロードマップについて見解を披露。開発者の見解や最新トレンドを把握できるイベントとして、業界の最重要イベントに位置付けられている。

当初、2020年に予定されていた「Devcon VI」は、新型コロナの世界的感染拡大を受け、2021年に延期。コロナ収束の目処が明確に立たない影響を受け、再延期する形となった。

イーサリアムのアップグレード版「イーサリアム2.0」の進捗に注目が集まる中、オンライン等で実施される関連イベントへの注目も集まりそうだ。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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