香港で仮想通貨関連ETF
香港証券取引委員会(SFC)が、初の仮想通貨を投資運用対象として含めたETF(上場投資信託)を承認した。中国の経済新聞Sina財経が報道した。
内容によると、ファンドの運営企業は2015年設立されたYibo Financial(意博金融)で、当初は私募運用期間を設け計100億円(1億ドル)を調達する予定。ファンドが上場しETFとして売買できるようになれば、投資家が手軽に投資ができるようになる。
Yiboは、2020年に当該ETFを1年以内に発行する予定を発表しており、これが承認された。また、同年に香港初のビットコインファンドも開始している。
ファンドの規定によると、仮想通貨で資金運用する比率は約10%になる。どの仮想通貨銘柄に投資するか、または上場する時期に関して現時点では現時点で明らかにしていない。
香港では、仮想通貨に関連する動きが加速しつつあり、昨年12月、SFCは初めて機関投資家向けの「OSL取引所」に、仮想通貨関連事業者に適用するライセンスを発行した。
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