クラーケンのステーキングサービス、1000億円以上相当の仮想通貨を運用

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1000億円突破

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)のステーキングサービスで、1000億円以上に相当する顧客の仮想通貨資産が預けられていることがわかった。

TheBlockの取材によると、主なステーキング銘柄の内訳はこのようになるという。

  • イーサリアム=307,904 ETH(370億円)
  • ポルカドット=約5800万 DOT(約600億円)
  • テゾス=約4550万 XTZ(約120億円)

クラーケンはポルカドットやテゾスのノードの運用代行を行っているほか、昨年12月に発動したイーサリアム2.0のビーコンチェーンノードも運用しているため、イーサリアム2.0のステーキングに対応している。

イーサリアム財団の最新データによると、現在ビーコンチェーンのデポジットコントラクトには、計2,286,242 ETHが入金(ステーキング)されている。金額としては、2800億円に及ぶ規模だ。

クラーケンのプロダクトVPのJeremy Welch氏は、1000億円以上の資金運用規模の背景について、「3年前では仮想通貨ホルダーは短期利益を見込んでいたが、仮想通貨が段々と新たな資産クラスの地位を固めつつあるため、中長期的パッシブ収入に切り替えている」と説明した。

世界経済や政治が不安定な中、仮想通貨の長期保有を選ぶユーザーが増えている模様だ。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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