ソフトバンクがJSTA入会
一般社団法人日本セキュリティトークン協会(Japan Security Token Association:JSTA)に、大手通信事業者ソフトバンクが賛助会員として入会したことがわかった。
日本セキュリトークン協会は、日本の金商法改正法で「電子記録移転有価証券表示権利等」と定義されるセキュリティトークンの利用の健全な発展を推進するために設立された団体だ。20年3月には東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が正会員として加盟したほか、20年4月にはTezos Japanが加盟した。
正会員は10社で、賛助会員は30社が名を連ねる。
セキュリティトークンとは、ブロックチェーンネットワーク上で発行されるデジタルトークンのうち、 有価証券その他の資産や価値の裏付けを有するものを指す。ブロックチェーンの特性を活かし、 裏付資産に対する権利をボーダーレスかつセキュアに移転可能とする特長がある。
日本セキュリティトークン協会(JSTA)は、セキュリティトークンの技術、制度、ビジネスに関して、調査、研究、普及・啓発活動等を通じて、STの品質向上を図り、セキュリティトークンを用いたエコシステムの健全性の確保に努めるとともに、公正かつ自由な経済活動の機会の確保及び促進並びにその活性化による国民生活の安定向上に寄与し、日本経済の健全な発展に貢献することを目的として活動している。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用