Poloniex、Sparkトークンの事前取引(IOU)を開始

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PoloniexでSparkトークンのIOU取引

アルトコインを多く扱っている海外暗号資産(仮想通貨)取引所PoloniexがFlare NetworkのSparkトークン(FLR)のIOU(借用証書)取引を開始した。

PoloniexはSparkトークンのスナップショットに参加していたXRPの保有者に代替トークンの「XFLR」を付与。XFLR/USDTの取引ペアで取引サービスを提供する。一方、XFLRはPoloniexにおけるIOUであるため、他の銘柄のように入出金することはできない。

Sparkトークンの配布は、メインネットのローンチに伴って実施する予定で日本人投資家に限らず、世界のXRP保有者はSparkトークンを未だ手に入れていない状況にあるが、Poloniexでは「XFLR」の保有者を最終的権利取得者として配布を実施するという。

PoloniexがIOUを上場した背景には、XRP保有者向けのSparkトークン配布比率が決定したことがある。Flare財団は、エアドロップの対象となるXRP保有者に対して、「1XRP=約1.0073FLR」の比率で配布すると明確にした。

IOU取引を開始したのは、Poloniexが2社目。1社目には、インドの仮想通貨取引所Giottusがある。

Sparkトークンの配布総数

Sparkトークンのスナップショットは、12日に完了。Flare財団は受取枚数の数式に組み込まれる正確な数値を公表した。

分配されるトークン数は、当初想定された450億FLRから、約458億FLRに変更された。(下記データはスナップショット時点)

  • XRPトークン総数: 99,990,822,918
  • リップル社の保有するXRP: 54,172,271,587
  • スナップショット非対応の取引所の保有するXRP: 322,744,698
  • 分配するトークン総数:45,827,728,412

分配するトークン数に関して、総発行枚数の45%(450億FLR)を想定していたが、リップル社の保有するXRPの内、同社がカストディしていた慈善団体分が含まれていたことがあったことを理由に、分配する量を変更。なお、XRPとSparkトークンの配布割合を可能な限り1:1の割合を保つ方向で調整した。

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