400億円を調達してBTCをさらに買う計画
米ナスダックの上場企業として暗号資産(仮想通貨)ビットコインの準備資産を最も多く保有するMicroStrategy社が、ビットコインを更に買増すために、転換社債(convertible notes)を通して416億円(4億ドル)を調達する計画を発表した。
MicroStrategy社の公式発表によると、2025年期日の「シニア転換社債」をプライベートオファーリングで適格投資家向けに販売し、計4億ドルを調達する計画。同社の準備資産ポリシーに基づき、転換社債販売の売上げを使ってビットコインを購入するとしている。
転換社債の販売は、「1933年証券法」のルール144Aに準拠し行うと説明した。
MicroStrategy社によるビットコイン購入事例が継続している。今年の夏に総額4.25億ドルでの購入を実施した38,250BTCに加え、12月5日に52億円相当のBTCを買増しており、計40,824BTCを保有していることになる。
Saylor CEOは主にドル現金で構成する準備資産をビットコインにアグレシッブに充当する目的について、長期的に米ドルの価値低下をヘッジするなどのためだと説明している。
参考:プレスリリース
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