スペイン大手銀BBVA、仮想通貨関連サービスを提供か=報道

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BBVAが仮想通貨に参入

スペインの大手銀BBVAが仮想通貨取引およびカストディサービスを提供する可能性が浮上した。Coindeskが情報筋の内容として報じた。

BBVA(ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行)は、8,400億ドル以上の資産を管理する大手金融機関だ。報道内容によると、仮想通貨の関連サービスは、規制条件をクリアする必要があるため、ローンチは来年の1月以降になる可能性が高いという。サービスは、スイスから展開し、最終的にはヨーロッパ全域の顧客をターゲットにするとしている。

BBVAのカストディサービスは、ロシア三大銀行の1行ガスプロムバンクが採用するソリューション「SILO」を利用するという。SILOはスイスの仮想通貨業者METACOとバンキングソフトウェア業者Avaloqが作ったシステムで、BBVAは半年前からSILOの導入に向けて動き出している。

まず初めにサービスを進めるスイスでは、連邦金融市場監督機構(FINMA)が、仮想通貨関連事業のライセンスを審査し、付与する政府機関として機能している。カストディサービスとして連携する、ロシア三大銀行の1つ「ガスプロムバンク(Gazprombank)」のスイス支店もFINMAから、仮想通貨と法定通貨の取引およびカストディのサービスを提供できる認可を取得する一行だ。

BBVA銀は、仮想通貨に限らずブロックチェーンイノベーションにおいて、先進的な事業方針を取る企業として知られる。2018年には、ブロックチェーン上でのライブトランザクション(中継取引)を実証するなど、様々な取り組みを行なってきた。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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