アルゴランド寄稿
今月はアルゴランドのエコシステム拡大の中核を担うグローバルパートナー・プログラムの開始、および世界中のユーザーがガバナンスへ参加するための道筋を示す創設者シルビオ・ミカリによる提案の発表など、世界中で様々な取組みやイベントのニュースがありました。その中から特に注目のものをご紹介します。
グローバル・パートナー・プログラムを開始
アルゴランドは、ブロックチェーンの採用を加速し、アルゴランド上で次世代のソリューションを構築する企業を支援するため、アルゴランド・パートナー・プログラム(APP)を開始することを発表しました。プログラム参加者は、アルゴランドをベースとしたサービスを構築・提供する際に、リソースへのアクセスやサポートを受けることができます。
詳細:アルゴランド、ブロックチェーンを活用した製品・サービスの開発と採用を加速するグローバル・パートナー・プログラムを開始
アルゴランド版USDCがサークル(Circle)アカウントで利用可能に
USDC開発企業サークルでは、サークルのビジネスアカウントからアルゴランド版USDC(USDC on Algorand)が利用できるよう、幅広いサポートが展開されています。ビジネスオーナーおよびステークホルダーは、サークルのビジネスアカウントを使用して、簡便かつ手数料をかけることなアルゴランド版USDCを送信することができます。
創設者がアルゴランド・ガバナンスの分散化を提案
アルゴランドの創設者シルビオ・ミカリ(Silvio Micali)が、ガバナンスの分散化を提案しました。現在アルゴランドでは、すべてのアカウントがコンセンサス形成に参加できますが、ガバナンスには参加できません。分散化はアルゴランドの継続的な最重要目標であり、ローンチ以来、初めてプロトコルレベルでこれを達成しました。ネットワークの責任ある分散化に向けた次のステップとして、シルビオ・ミカリおよびジン・チェン(Jing Chen)が、アルゴランドのガバナンスをさらに分散化するための提案を共有する予定です。
詳細:アルゴランド・ガバナンスの分散化への提案 by シルヴィオ・ミカリ
その他の活動
その他、アルゴランド・ウォレットが新たに6言語でサポートを開始したことや、最新の財団助成金受賞者の発表されたこと、開発者向けオフィスアワーが開始されたこと、日本のアンバサダー・ネットワークに新しい日本人メンバーが参画するなど、ニュースは盛りだくさんです。
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