中国国営テレビ「財経チャンネル」ビットコイン相場の高騰を報じる

Blockchain
china-media-crypto

中国、再びビットコイン高騰を報道

中華人民共和国の国営放送である中国中央電視台「財経チャンネル(CCTV2)」で、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの高騰について再び報じられた。

番組では、「ビットコイン価格が過去50日間で約70%上昇し、17,534ドルに達した」ことを報じた。

価格の上昇について、17年の強気相場に比べ、ビットコインネットワークや開発・投資に関連するエコシステム改善が進捗していることを指摘。機関投資家の需要拡大など、相場分析も行った。今年9月には、CCTV2や政府系新聞紙「参考消息」、新華社(ネット新聞)などが、仮想通貨市場は2020年で最もパフォーマンスの良い資産として報じている。

仮想通貨への強い規制

仮想通貨の取引自体を禁じるなど、他国よりも一段と強い規制を敷く中国では異例とされ、報道の意図を訝る声も散見された。

直近では、中国中央銀行(PBoC)が資金洗浄対策強化の一環として、一部の仮想通貨OTC業者の銀行口座やクレジットカードの利用を凍結した事例が確認されたほか、政府系メディア「人民日報」が中国人民銀行の見解として、「OTCを含む仮想通貨の売買サービスは違法である」との見方を掲載している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Follow me!

タイトルとURLをコピーしました