Uniswapの流動性マイニング第2弾あるか
大手DEX(分散型取引所)Uniswapの独自トークン「UNI」における流動性マイニング第1弾が日本時間、11月17日9時に終了した。
UNI “Rewards have ended!” pic.twitter.com/sXYI41S9KU
— kyoronut | きょろナッツ (@kyoronut) November 17, 2020
流動性マイニングは、イールドファーミングを行う人達を惹き付けるために、流動性提供の対価として利息の他にガバナンストークン(ガバナンスへの参加権を表現するトークン)が付与されることを指す。
Uniswapは9月17日に、ガバナンストークンUNIのリリースを発表した。UNIトークンの取得(マイニング)のため、Uniswapにある4つの流動性プールに該当する仮想通貨を預けていた。ETH/USDT、ETH/USDC、ETH/DAI、ETH/WBTCの流動性プールに預け入れられた資産の合計額は、20億ドル(約2100億円)以上に相当する。
最初の流動性マイニングが終わり、Uniswapの全体ロックバリュー(TLV)は米ドル建て−6.2%と減少。ガバナンストークンのインセンティブ制度を終えたことで、投資家はマイニングするために預けた資産を出金したことを示しており、一部では売り圧への警戒の声も聞かれた。
過去2ヵ月で約1,900万UNIトークンがプールに放出され、合計金額は7,000万ドル(約73億円)に上る。流動性マイニングが終了することで、UNIの売り圧が一時的に解消される。
第2弾の投票
UNIトークンマイニングの第1弾はUniswap側が設定したが、以降のマイニングやその他のプロトコル管理はUNIトークンの所有者の投票によって決められる仕組みとなっている。流動性マイニングを継続させるために、新たなコミュニティ提案が提出された。
最新の提案は、12月4日より第2弾(新しい流動性インセンティブプログラム)の開始を目標とする。計1,000万トークンを2ヵ月に渡り、最初の4つの流動性プール(ETH/USDT、ETH/USDC、ETH/DAI、ETH/WBTC)に分配する。
参考:新提案
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