「ビットコインに限定しない」 SkyBridge Capital、仮想通貨投資の可能性を示唆

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仮想通貨投資の可能性

大手投資企業SkyBridge Capitalが、暗号資産(仮想通貨)への投資を検討していることが分かった。

米国証券取引委員会(SEC)に提出した目論見書の中で、デジタル資産へ投資する可能性に言及した。ここでいうデジタル資産とは、ビットコイン(BTC)を初めとする仮想通貨で、ブロックチェーンを含む分散型台帳技術で発行・送金されているものを指すと述べている。時価総額等による制限はなく、アルトコインやICO(イニシャル・コイン・オファリング)も対象にするとしている。

同社は2005年、Anthony Scaramucci氏によって創立された企業。Scaramucci氏はトランプ政権で広報部長に就任したが、過激な発言などが原因で10日で更迭されたことでも注目を集めた人物だ。

SkyBridge Capitalは他社のファンドに投資を行うことから「ヘッジファンドのファンド」と呼ばれ、運用額は92億ドル(約9620億円)に上る。

SkyBridge Capitalは目論見書の中で、仮想通貨への投資機会を提供するファンドに投資することによって、仮想通貨へのエクスポージャーを探る可能性があると説明。また同社やファンドによる投資は、仮想通貨や他の新しい技術を提供する企業を対象にする可能性もあると述べている。

仮想通貨メディアTheBlockのポッドキャスト「The Scoop」でScaramucci氏は以前、ヘッジ・ファンド業界のベテラン投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏のBTC投資に言及。「価値の保存手段として、政府の関わりが弱いものを人々が保有したいと思う時代になった」と語っていた。

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