PayPal、仮想通貨売買サービスを提供開始

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PayPal正式始動

米決済大手PayPalは米国で暗号資産(仮想通貨)の売買サービスを正式に開始した。

まずは米国のユーザーに限定し、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュの4銘柄で売買サービスを提供する。

最新の発表では、顧客からの需要が高かったことを受け、ユーザーの毎週購入限度額を当初発表していた1万ドルから2万ドルに引き上げた。

PayPalのDaniel Schulman CEOは、仮想通貨売買サービスを発表して以来、サービスを利用したいユーザーの候補リストが予想以上拡大しているとコメントしている。

PayPalのサービス

PayPalは10月下旬、仮想通貨の売買サービスを提供することを発表。まずは、PayPalネットワーク内だけでサービスを提供し、2021年上半期には傘下のソーチャルペイメントサービスVenmoにおける売買サービスも追加で解禁、米国以外の国にもサービスを展開すると計画を明かした。

サービスの仕組みは、通常のウォレットや取引所とは異なり、購入した仮想通貨は外部送金ができず、全てPayPal上だけの利用に限定されて提供される。

よって、PayPalで購入した仮想通貨は、PayPalのウォレットから出金することはできないクローズドな設計となるが、互換性のあるパブリックチェーンに耐性のない参入したばかりの仮想通貨投資家も、一般的なサービスを利用する感覚で、仮想通貨の購入ができるとして注目する声も多い。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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