米ブルームバーグアナリストがビットコイン2万ドルを示唆、背景に過去相場や平均価格推移

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ブルームバーグアナリストは強気

米大手メディア「ブルームバーグ」のアナリストMike McGlone氏は9日、ビットコイン(BTC)価格が2021年に2万ドル(約210万円)に到達するように推移しているとの見解を示した。

年間平均価格が2万ドルに到達するペースで上昇していると指摘。現在1,800ドル台後半推移するゴールド(金)価格については、2021年に1オンス2000ドル(約21万円)に到達するとも主張し、ファンダメンタルズとテクニカル両方の要因が両資産の価格上昇を支えていると述べている。

McGlone氏は4日、「BTC価格は2013年と2017年に見せたような放物線を描く(パラボリックな)上昇をみせる可能性がある」とツイートしている。3年前と7年前は、いずれも半減期の翌年だ。「BTCの普及と供給量の傾向に予想もしないことが起きない限り、過去最高額到達は時間の問題かもしれない」と述べた。

McGlone氏による今回のツイートを受け、暗号資産(仮想通貨)の分析などを行うQuantum Economics社のアナリストは、仮想通貨メディアDecryptに対し「2万ドルへ到達する可能性はある」と同意。

「これは現実的な価格であり、私は今後6カ月で到達する可能性が高いとみている」と主張した。

ブルームバーグレポート

ブルームバーグは今月、仮想通貨レポートの11月版を公開。11月3日時点でのデータや見通しを発表している。

その中でも2021年にBTC価格がパラボリックな上昇を見せると説明しており、企業が資産として仮想通貨を保有する動きが増えていることから、時価総額が上昇して、それがさらに需要拡大につながると述べている。

レポートでは、2021年は1万ドル(約105万円)がサポートラインになり、2万ドルがレジスタンスラインになるとの見解を示していたほか、米ナスダック100指数よりもBTCの価格変動の方が小さいとして、市場の成熟度を示すなど、様々なデータを掲載している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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