「ビットコインの採掘能力を14倍に」米ナスダック上場企業がシェア拡大を計画

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MarathonがS19 Proを買いまし

米国のナスダックに上場する仮想通貨採掘企業Marathon Patent Groupが、中国の大手仮想通貨採掘機械メーカーBitmainの最新マシン「S19 Pro」を1万台追加発注かけたことがわかった。21年上半期にかけて、ビットコインの採掘速度を14倍まで引き上げる。

採掘能力を示す現在のハッシュレート(採掘速度)は186/Ph。8月購入分と11月入荷分も合わせて運用すれば、全体運用ハッシュレートは2.56 EH/sに上るという。来年1月より順次入荷され。マーケットシェアと競争力を強化する狙いがある。

Riotとの競争

依然として中国大手マイナーのシェアが大半を占める中、米上場企業もハッシュレート拡大に向け、ペースを上げている。

ナスダック上場企業Riot Blockchainは、直近2ヵ月で計15,600台のS19 ProをBitmainから注文し、2021年半ばまでにハッシュレートを4倍にする計画がある。Riot社はすでに6,000台以上のS17 ProとS19 Proのマシンを運用しており、来年4月までに全体ハッシュレートは2.3 EH/sに達する見込みだ。

現在、米国でマシンの新規注文を継続的に行なっているのは、RiotとMarathonの2社。好調な相場を背景に、マイニング業界におけるシェア争奪戦が激化しつつある

参考:公式発表

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