ビットコイン急落、大手仮想通貨取引所OKExの出金停止措置を受け

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OKExで出金停止措置

中華系大手仮想通貨(暗号資産)取引所OKExは日本時間12時(香港時間11時)より、すべての仮想通貨銘柄の出金を停止したことを発表した。

OKExの発表によれば、仮想通貨ウォレットの秘密鍵管理人(企業の権限を持つ重要人物)の1人が公安機関の調査を受けており、関連認証作業に影響が生じた。連絡が付かず、資金の引出しが不可能となっている。

OKExは、今回の措置に伴い、「サービス定款8.1」を基に事前通知せずにいつでもサービスの中止や停止を行えると言及。出金以外のすべてのサービスは正常稼働しており、顧客の資金も安全であるとアナウンスを出した。

秘密鍵管理の目処が立ち次第、出金機能を復旧させる。一方、中国事情に詳しい情報筋によれば、中華系取引所の同様の発表は、当事者がすでに逮捕された可能性があることを意味する。

中国の大手仮想通貨メディア8BTCの共同創設者Red Liによると、本来OKExは日本時間16時より出金を停止する予定だったが、その時間を変更し早めたという。偶然の可能性もあると前置きしながら、「国際的なマネーロンダリング」への関与を示唆している。

ビットコインは16日13時頃、11,500ドルから11,200ドルまで約300ドル(3万円)ほど急落した。

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BitMEXへの告発も

1日には、米司法省(DOJ)と米商品先物取引委員会(CFTC)が、仮想通貨デリバティブ取引所BitMEXとアーサー・ヘイズCEOらを告発、Samuel Reed共同創業者(CTO)を拘束されたことが明らかになったばかり。

このとき、BTC価格は一時10450ドルまで400ドル幅急落した。一夜明けて、BitMEXからはBTC出金(OutFlow)が急増したほか、無期限先物の3ヶ月のベーシス(現物価格と先物価格との差)が、24時間で6%から1.84%まで激減。顧客流出につながった。

出典:skew

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