次世代イーサリアムへ テストネット「Spadina」を稼働開始

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Spadinaをローンチ

イーサリアム(ETH)の次世代ネットワーク「ETH2.0」のリリースに向け、テストネット「Spadina」がローンチされた。

最も困難でリスクの高いプロセスとされるデポジットとジェネシスの予行演習を行い、ETH2.0の円滑なリリースにつなげるのが主な目的だ。

ETH2.0については、すでにパブリックテストネット「Medalla」が稼働している。昨日にはMedallaにステーキングされたテストトークン「Görli ETH」の数量が1,981,744に達しており、ETH2.0への期待感が高まっていることが分かった。その際、Spadinaが29日にローンチされることも予告されている。

Spadinaは3日間限定のテストネットで、Medallaと並行して稼働させる。ETH2.0の開発者Danny Ryanは以前「デポジットとジェネシスの試運転が問題なく終了すれば、本格的に2.0のメインネットとして稼働させることは問題ないだろう」との見解を示していた。

現時点でETH2.0のローンチスケジュールは以下のようになっている。

  • フェーズ0:2020年(バリデータを管理する「ビーコンチェーン/Beacon Chain」実装)
  • フェーズ1:2021年(ユーザーが利用する「シャードチェーン」実装)
  • フェーズ1.5:2021年(シャードチェーン・メインネット稼働、PoS移行)
  • フェーズ2:2021年〜(シャードチェーンの全稼働)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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