「ボラ上昇に警戒感、ビットコインのメジャーSQ迫る」次週注目ファンダとTAOTAOアナリスト解説

Blockchain
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来週の注目ファンダ

来週の注目ファンダとビットコイン(BTC)のハッシュレート推移、難易度調整予想、クリプト指標について解説します。

Symbolテストネット開始

2020年09月21日(頃)

2020年09月21日、Symbolテストネット開始を発表しています。

同年12月上旬に予定されているメインネットのリリースを安全に行うための重要なステップとなっています。

FIL(仮)メインネット起動準備

2020年09月21日(頃)

2020年09月14日〜2020年09月28日までの期間で進捗中です。

進捗状況は順調であり、予定通り2020年10月には正式なメインネットのリリースが予定されています。

BTCハッシュレート

先週のBTCハッシュレートの最低値は09月06日の122.1TH/s(前週比99.7%)、最高値は09月04日の131.8TH/s(前週比104.3%)でした。

BTCハッシュレート推移

一方でBTC価格の最低値は09月07日の約102万円(前週比97.1%)、最高値は09月10日の約108万円(前週比86.4%)でした。

BTC価格チャート

今週のクリプト指標解説|寄稿:仮想NISHI

【CME】9月先物SQ(9月26日0時)

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)という米国の商品先物および金融取引所のビットコイン先物清算(SQ)日。CMEでは毎月最終金曜日0時(JST:サマータイム以外は毎月最終土曜日午前1時)に未決済建玉の清算が行われます。

過去の傾向では、SQ日前後にボラティリティ(価格変動率)が高くなることがあります。

CMEの建玉状況については、米商品先物取引委員会(CFTC)から毎週土曜日朝に建玉状況レポート(COTレポート)が発表されます。昨今のCOTレポートの内訳傾向を見ると、未決済建玉は全体的に上昇基調にあり、8月には過去最高を記録しました。

直近(19日朝)に発表されたCOTレポートによると、最も変動の大きいヘッジファンド等のポジションはロング14,095枚、ショート26,120枚(15日時点)となっております。

ヘッジファンド等は個人投資家と同様、取引差益を狙ったり、オプション等との組み合わせで大きな損失が出ない様に建玉の調整等を行います。

四半期(3・6・9・12月)の最終金曜日は私設仮想通貨取引所も先物取引SQ日に設定することが多いため、「仮想通貨のメジャーSQ」と言う人もいます。

寄稿者:仮想NISHI

「新しいお金。新しい世界。」を掲げる仮想通貨取引所TAOTAOのクリプトアナリスト。DECOCHARTやTASKALの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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