国内初のFX専業会社参入、SBI FXトレードが暗号資産CFD取引サービス開始

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SBIFXが仮想通貨CFD取引に参入

SBI FXトレード株式会社は、8月31日7:00よりFX専業会社では初となる暗号資産CFD(店頭暗号資産証拠金取引)サービスの取扱い開始を発表した。

暗号資産CFD取引は、暗号資産(仮想通貨)を対象とした差金決済取引のことで、FX専業会社での暗号資産CFD取引の取扱いは国内初。

SBI FXトレードが現在提供しているFX取引と同様に、レバレッジを利用した売買が可能となる。特長の一つとして、土曜日、日曜日もマーケットが開いているため、24時間、365日の取引が可能となる。

対象銘柄

サービス対象銘柄は、「ビットコイン(BTC)」「エックスアールピー(XRP)」「イーサリアム(ETH)」の3種類。

各暗号資産に対し、対円銘柄と金融商品取引業者では初となる対米ドル銘柄の取扱いがあり、合計6銘柄を取引可能となる。配信スプレッドについても、「FXビジネスで培ってきたサービスノウハウを最大限に活かしたレートにて提供予定」としている。

SBIは暗号資産ファンド構想も

SBIは今年6月、経営近況報告会で国内初の暗号資産ファンドの立ち上げを発表。

出資者が事業者に対して出資を行い、事業者が出した利益を出資者に対して分配する契約である匿名組合の形式で、個人投資家向けに20年夏頃から募集開始すると発表していた。

SBIホールディングスの北尾吉孝CEOは当時、、「(暗号資産は)確実に機関投資家の金融商品として位置付けられるようになってきている。世の中全てのことが、アナログからデジタルへと移行しており、これは時代の流れ。金融商品に移っていく」とコメントしていた。

マネックス証券も暗号資産CFD参入

なお、マネックスグループの完全子会社で、証券業を営む「マネックス証券」も7月8日、新たな金融商品として暗号資産(仮想通貨)CFDの取り扱いを開始している。

これを受け、CoinPostでは、マネックス証券の暗号資産(仮想通貨)CFD責任者である萬代 克樹氏にインタビューを実施している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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