朝の経済ブリーフ|2026年11月6日(金)

朝の経済ブリーフ 2026年11月6日|昨日の正解が、今日の正解とは限らない。

おはようございます。今日の世界とお金の動きを、5分で読めるようにまとめました。

目次

昨日の市場(11月5日)

指標 終値 前日比
NYダウ 51,523.06 −3.44%
S&P500 7,353.73 −4.36%
ナスダック 24,315.00 −5.52%
米半導体株指数(SOX) 9,011.14 −12.25%
日経平均 61,077.90 約−1.79%
TOPIX — 1%超の上昇
米10年債利回り 約4.84% 約−0.06
ドル円(日本時間の朝) 157円70銭前後 円高方向
WTI原油 約90.96ドル 約+3.2%
金 約4,100ドル 約+0.7%

今日の5つのニュース

1. 米国株が急落、前日の大幅高を一日で帳消しに

  • 何が起きたか:S&P500は4.36%下げ、2025年4月以来の大きな下げ幅になりました。ナスダックは5.52%安で、最高値から10%超下がる「調整局面」に入りました。ダウも1,833ドル下げ、前日の上げをすべて失いました。
  • なぜ大事か:民主党が議会の多数を取ったことで、AI向けのデータセンター投資が鈍るのではという不安が一気に広がりました。前日は「結果が見えた」と買われた材料が、翌日には売りの理由になりました。
  • 自分との関係:一晩で評価が反転するのが相場です。値動きに合わせて判断を変えるのではなく、自分の計画を基準に動けるかが問われています。
  • 出典:Yahoo Finance(11/5)、StockTitan(11/5)

2. 半導体株が総崩れ、主要銘柄は1日で1〜2割下落

  • 何が起きたか:米国の半導体株指数は1日で12%超下がりました。エヌビディアは約9%、AMDとマイクロンはそれぞれ約17%下げています。
  • なぜ大事か:ここ数年の株高を引っ張ってきたAI関連に、資金が集中していた反動です。人気が集まった場所ほど、逆回転したときの下げも大きくなります。
  • 自分との関係:一つのテーマ、一つの銘柄に寄せすぎると、その一点が崩れたときにすべてが揺れます。資産も収入も、分けて持つことが守りになります。
  • 出典:StockTitan(11/5)
  • ※特定の銘柄の売買をおすすめするものではありません。

3. 日経平均は4日続落、でもTOPIXは上昇

  • 何が起きたか:日経平均は1,110円安の61,077円で、4日続けて下がりました。一方でTOPIXは1%超上がり、東証プライムでは7割超の銘柄が値上がりしました。
  • なぜ大事か:日経平均は値がさの半導体・AI株の影響を強く受けます。指数が下がっても、市場全体では買われていた一日でした。
  • 自分との関係:見出しの数字だけで「全部ダメだ」と判断しないこと。平均の裏にある中身を見る習慣が、冷静な判断につながります。
  • 出典:財経新聞(11/5)、ライブドアニュース(11/5)

4. 円高へ、日銀の追加利上げ観測が強まる

  • 何が起きたか:ドル円は157円70銭前後まで円高に動きました。世界的に株が売られて「安全な円」が買われたことに加え、日銀の9月会合の議事要旨で、追加の利上げを見込む声が強まりました。
  • なぜ大事か:金利が上がると、預金の利息は増える一方、変動金利のローンや会社の借入の返済は重くなります。
  • 自分との関係:住宅ローンや事業の借入がある人は、金利が上がった場合の返済額を一度計算しておきたいところです。
  • 出典:みんかぶFX(11/6)、Trading Economics(11/5)

5. 英国は利上げ、米国は今夜の雇用統計に注目

  • 何が起きたか:英国の中央銀行は政策金利を3.75%から4%に引き上げました。米国の新規失業保険申請は18.9万件と前の週より減り、雇用の底堅さを示しました。
  • なぜ大事か:物価の高さに対して、各国の中央銀行はまだ手を緩めていません。今夜の米雇用統計は、米国の利下げ・利上げの見通しを左右します。
  • 自分との関係:金利の流れは、為替、ローン、預金、株価すべてにつながります。今週の大きな値動きのあとだけに、今夜の結果で相場がもう一度大きく動く可能性があります。
  • 出典:StockTitan(11/5)

今日の予定(日本時間)

時刻 予定
9:00 ローガン・ダラス連銀総裁の講演(AIと労働力)
15:30 GPIF(年金積立金)の7〜9月期の運用実績
22:30 米国の10月の雇用統計
23:10 ムサレム・セントルイス連銀総裁の講演
7日 1:00 植田日銀総裁の講演(IMF)

週末の7日(土)は、ニュージーランドの総選挙、中国の10月の外貨準備高の発表があります。

CEOの一言

昨日の正解が、今日の正解とは限らない。


一般的な市況の解説であり、特定の銘柄の売買をおすすめするものではありません。

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